アフガニスタン バダフシャン産 アウイナイトやや傷や汚れあり

アフガニスタンバダクシャン産のアウイナイト？の原石です。
アウイナイトは方ソーダ石グループの鉱物で、ラピスラズリの主成分の1つです。アフガニスタンは古来よりラピスラズリの産地として有名で、このラピスラズリの産地ではこの方ソーダ石グループの鉱物が産出れます。
ソーダライト、ラズライト、ノーゼライト、アウイナイト等の他に、アフガナイト、ハックマナイトや、ウェルネス石(柱石系)も見られます。
これらの鉱物はこの産地特有の地質的な条件で生成されて、大変稀な特徴を持った産地と言えるでしょう。蛍光鉱物が多いのは、硫黄イオンがいたずらしている様です。
ドイツ In den Dellen産のアウイナイトも有名ですが、ここでは黒い母岩からの小さなアウイナイトが産出しており、アフガニスタンとは違った生成過程なのかも知れません。
この標本はアウイナイトと断定は出来ませんが、上記の鉱物が混在しているかも知れません。透明感がある青が美しく、パイライトもアクセントになった良品と思います。
44.2×24.5×15.5mm 13.57g
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